FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

よく使用されるねじランキング 小ねじ編

インターネットでのネジ販売ですが結構長い期間運営してきました。
材質や表面処理をはじめとして寸法構成も多岐に渉るため非常に奥が深くまだ自分でも学び切れていない部分があると感じています。
期間や定義は明記しませんがカテゴリー毎によく選定されるねじをランキングで記載していきたいと思います。
インターネットの検索対象になるか否かはネット販売サイトによっても異なる為、
必ずしも「これが一番世の中でも使われているねじ」という訳ではなく少しでもこれを見た人のねじを選ぶ判断基準になればと思います。

選定条件としては以下になります。
 1)材質・表面処理が違う場合は別製品としてカウントする
 2)寸法が違っても材質・表面処理が同じなら同一製品としてカウントする
 3)販売した数量ではなくどのくらい多くの人が使用したかをカウントする

今回は小ねじ類になります。
小ねじ類のショッピングサイト

小ねじカテゴリー 1位 皿小ねじ(ステンレス/生地)
(+)皿小ねじ(全ねじ 《ステンレス(303、304、XM7等)/生地(または標準)》
小ねじカテゴリーの1位はステンレス製の小ねじでした。
正直集計するまではステンレスのナベ小ねじが1位になると思っていました。
恐らく流通している量としてはナベ小ねじのほうが多いと思いますが、
皿小ねじのほうが現在では多岐にわたって使用されているという事なのでしょう。
ステンレス製が選定される理由は少量ロットの取り扱いがステンレスはありましたが、
鉄製は箱売りからという販売期間が長かったからだと容易に予想が付きます。
選定される際には現在では小ロット取扱いもしていますのでこれから選定される方は以下の鉄の材質も候補に入れてもらえるとうれしいです。
(+)皿小ねじ(全ねじ 《鉄(または標準)/三価ホワイト》
(+)皿小ねじ(全ねじ 《鉄(または標準)/ニッケル》

小ねじカテゴリー 2位 ナベ小ねじ(ステンレス/生地)
(+)ナベ小ねじ 《ステンレス(303、304、XM7等)/生地(または標準)》
皿小ねじには及びませんでしたが2位にはステンレス製のナベ小ねじがランクインしました。
部材が平らでめねじがある場合においてはやはり価格・寸法の多様性等の理由から多くの人に選ばれているという事が分かりました。
私も「頭部形状はなんでもいいですよ」と問い合わせを受ければまずはナベ小ねじをお勧めしています。
ステンレス製が多く選ばれる理由としては皿小ねじと同じかと思います。
また鉄製ナベ小ねじも現在では小ロット対応可能になっています。
(+)ナベ小ねじ 《鉄(または標準)/ニッケル》
(+)ナベ小ねじ 《鉄(または標準)/三価ホワイト》

小ねじカテゴリー 3位 トラス小ねじ(ステンレス/生地)
(+)トラス小ねじ 《ステンレス(303、304、XM7等)/生地(または標準)》
皿小ねじ・ナベ小ねじと大きく差が開いてはいますが3位はステンレス製のトラス小ねじでした。
一般的によく使用される小ねじは何かと言われれば「ナベ小ねじ」「皿小ねじ」「トラス小ねじ」「アプセット小ねじ」「丸皿小ねじ」「バインド小ねじ」になるかと思います。
丸皿小ねじと皿小ねじは基本ザグリ加工がしてある場所に使用されるため少し他の4種類とは根本的に用途が違いますが
ナベ小ねじとの比較対象としてはよくトラス小ねじが挙げられます。
トラス小ねじの最大の特徴としては上記皿・丸皿以外の4種類の小ねじの中で一番頭の径が大きいので、
ワッシャーなしで使いたいとき等に使用されていると思われます。
ステンレス製が選ばれる理由としてはナベ小ねじ・皿小ねじと同じかと思われます。
トラス小ネジも上記二種類のねじと同じように現在では鉄製も小ロット対応品がありますので、
これからは鉄製の使用頻度も上がってくるのではないかと予想しています。
(+)トラス小ねじ 《鉄(または標準)/三価ホワイト》
(+)トラス小ねじ 《鉄(または標準)/ニッケル》
スポンサーサイト

金属以外のねじ(樹脂ねじ)(POM、PC、PA、RENY、PEEK)

ポリカ  PPS  レニー


金属以外のねじが使用されることがありますがプラスチックは別名樹脂とも呼ばれ高分子材料の総称です。
樹脂ねじが使用される目的の多くは「金属より軽い」「錆びない」「磁性を帯びない」「表面処理が必要ない」「耐薬品性」などがあります。

(1)製造方法
 ほとんどの樹脂のねじは射出成形と呼ばれる工法で製造されてます。ねじ以外の樹脂製品と同じようにねじの射出成形は樹脂を加熱して溶かして金型に押しこんで形成し形成方法が短いのが特徴です。切削加工と呼ばれる材料を削って作る工法で製造される事もあります。

(2)材質の種類と特徴
ポリアセタール(POM)
(Polyoxymethylene, Polyacetal)
引っ張り強さと曲げ強さが大きく優れた弾性を有しており、耐摩耗性に優れています。色は白で使用温度範囲は‐50~110℃まで耐える事ができます。軸受けや歯車などの材質にもにも使用される事があります。メーカーによってはジュラコン(デュポン社)やデルリン(ポリプラスチックス社)と呼ぶこともあります。強酸以外の無機薬品や有機溶剤にも耐えることができます。耐候性が悪い事や結晶化度が高く透明性が悪い事が短所になります。実際にはPOM(ポム)と呼ばれる事が多いです。

 ●ポリカーボネート(PC)
(Poly Carbonate)
 透明な上引っ張り強さ、圧縮強さ、耐衝撃性、耐熱性、耐寒性、電気絶縁性に優れており-100~120℃まで機械特性の低下も少ないです。耐疲労性は弱く脆弱破壊を起こす為繰り返しの荷重には弱くアルカリ、有機溶媒にも弱いのが短所になります。ポリカと呼ばれることが多いです。

 ●ポリアミド(PA)
(Polyamide)
POMより引っ張り強さや曲げ強さがあり、衝撃にも強く耐磨耗性にも優れています。吸振、防音性に優れており無潤滑でも使用できます。色も白、青、黒などがあります。水分を吸水して膨張するのが欠点です。ナイロンの別名の方が有名です。

 ●レニー(RENY) ポリアミドをベースとしガラス繊維50%で強化にしたガラス繊維強化ポリアミドMXD6です。エンプラの中ではもっとも大きい引っ張り強さや曲げ強さを持ち、耐油性や耐熱性にも優れる事から金属の代替材料として用いられることもあります。RENYは三菱エンジニアリングプラスチックの商標登録です。

 ●ピーク(PEEK)
(Poly Ether Ether Ketone)
 耐熱性、耐衝撃性、耐クリープ性などの機械的性質に優れており、対薬品性では濃硫酸以外は使用可能でエンプラの中では最高レベルの耐薬品性をもちますが非常に高価です。色は灰色。PEEKはVICTREXの日本での商標で材質名はポリエーテルエーテルケトンですがピークと呼ばれる事のほうが多いです。

iPhone4のネジとドライバー

ペンタループドライバー
iPhone4が新しくするにあたりひとつだけ部品を変更したらしく、
今まで使用していた十字穴のねじを分解困難なドライバーの形状にしたそうです。
あまりにも勝手に分解する人が多くてAPPLE社も困っているのでしょう。

日本でいたずら防止のねじで言えばトルクスが非常に有名で、
今ではホームセンターでドライバーを販売しているくらいでもはやあまりいたずら防止になていなくなっているくらいです。
イタズラ防止穴形状
今回使用されたのはペンタローブと呼ばれる穴形状で少なくとも日本ではほぼ流通していません。
分かりやすく言うとトルクスの五角形になった形状に近いですね。
早速ネット通販等ではドライバーが販売されていましたが、少なくとも興味本位で分解する人は減るとは思います。

私も専門家の端くれとしては知っておかねばならないと思い早々と日本でも販売されているのを知らず
早速アメリカから入手しました。
日本も海外に出荷する製品が多いと思うのですがやはり簡単に分解できないという事は重要だと思います。
ただねじだけで対策する場合どうしても「絶対にはずせない」というのはできないのが現状です。


iPhone 4:「分解困難な特殊ネジ」に変更

ねじ屋の社名[螺子][鋲螺][製螺][精螺][精鋲][螺旋]

ぢね

会社のウェブサイトを作成する際に会社の昔の写真を見ていたら開業当初の会社の看板に「ぢね」という文字を見つけました。
これは昔の看板が右から左に読むの習慣があったのと現在の「じ」を「ぢ」と表現する事から「ねじ」をあらわしています。

日本の戦後にネジ屋が多く出来た時には会社名に「鋲螺(びょうら)」「螺子(らしorねじ)」「精螺(せいら)」「螺旋(らせん)」「製螺(せいら)」「精鋲(せいびょう)」など「ねじ」や「ねじを作る」という名前を会社名に使用するのが流行っていたそうです。

私の働いてる会社も歴史のある会社でその当時の流行に乗り上記文字を含んでいます。
正直上記の五つの漢字を全部読める人のほうが少なくと思いますが、私も名刺を渡す際や電話での問い合わせの際に社名の読み方を説明しなければならないケースも結構多く「社名が分かりづらい」と言われる事も実は多々あります。

しかし、読みづらいという理由だけで社名を変更するとしても名刺や看板等を変更しなければならず大きな費用が発生します。パナソニック電工も社名を松下電工から変更するのに巨額の費用を投じその額は150億円にもかかったといわれています。

そこでその次に流行ったのが会社の「略称を作る」という事でした。その略称で一番多いのがローマ字三文字(もしくはそれ以上の文字数)で表現する方法で、分かり易い例ですとNTT(正式名称:日本電信電話株式会社)もこのパターンのひとつです。
これなら海外の人も覚えやすいので今では社名の長い会社はこの方法で対応してるところも多いそうです。

社名は非常に重要で名刺を見ても一目で何をやっている会社か分かるかどうかや、
覚えやすさで顧客の新規開拓のしやすさも変わってくると思います。
このブログを見ている人で会社を立ち上げようと考えている人がいるなら社名やロゴは良く考えてから決めることをお勧めします。


*以下あまり関係はありませんが広辞苑からの引用です
ねじ[螺子・捩子・捻子](1)ものをしめつける為の螺旋(らせん)状のみぞのあるもの。丸棒の表面に溝のあるものを雄ねじ、これにはまるものを雌ねじという。スクリュー。(1)ぜんまいを巻く装置。また、ぜんまい。

ボルト[bolt]金属丸棒の一端にねじを切り、他端に直径より大きな四角ないし六角の頭をつけたもの。ナットとともに部品の締め付け・結合に用いる。
プロフィール

takaaki

Author:takaaki
ねじ・ナット・ボルト・ワッシャーに関するブログを書いています。
通りすがりの方でもかまいませんのでぜひコメント頂ければうれしいです。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。