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一番安いねじ・ナット・ボルト・ワッシャーの表面処理

最近お客さんから「表面処理の条件は問わないので一番安い表面処理で規格品のねじ・ボルト・ナット・ワッシャーの見積もりをほしい」という依頼がありました。

一昔前ですと三価クロメートは六価クロメートからの切り替えが各企業でも済んでおらず、
ねじの見積もりを取っても目玉が飛び出るくらい高額でした。
ところが最近ではねじ類においても三価クロメートの普及が進み既に主流になったといっても過言ではありません。

経験からですとクロメートが一番安いのですが、
製品別に検証した事がないのでこの際調べてみました。

ただ始めに述べておかなければならないのはメッキだけに限らずほとんどの加工において価格は原材料の価格もそうですが、流通量にかなり左右されるという事です。
特にねじやボルト類のメッキは製品が小さいので少量でのメッキは行わず大体10~20kgをまとめて行うので、
1kgをメッキしても10kgメッキしても同じ加工条件であればあまりコストは変わりません。

データソースは明かしませんがここではネジ類の三価クロメートの価格(ねじ本体の価格込み)を100として他の代表的なメッキとの価格差を材質を鉄として調べてみました。

              三価白   ニッケル   クロメート  ユニクロ 
ナベ小ねじ3×6       100     139      92.7    92.7
スプリングワッシャーM4  100     148.5     100    100
ナット1種M6         100     130.1     95.1    95.1
六角ボルト6×30       100     115      99.4    99.4

結果からいいますと予想通りクロメートが一番安くユニクロも同じでした。
クロメートもユニクロも結局亜鉛メッキ後に漬ける液の色が違うだけなのでこの結果は予想通りといった感じです。

ちなみに以下は製品別の単重です。
全体的に小さなナベ小ねじなどは六角ボルト6×30に比べて価格差が顕著にでています。
ナベ小ねじ3×6(0.451g)     
スプリングワッシャーM4 (0.207g)
ナット1種M6(2.423g)
六角ボルト6×30(7.54g)

背景は分かりませんが三価白は普及したとはいえまだクロメートまで価格が落ちていませんが、
当然輸出する場合はRoHS対応している三価白が今後主流になることは間違いないとは思います。

お恥ずかしい話ですが正直ニッケルメッキのねじがこんなに高い価格だとは驚きました。
これならねじの事を良く知らない人でも「小さいねじはほとんどメッキ代」であるという事が分かると思います。

この結果はねじ・ワッシャー・ナット・ボルトの一部の結果でしかありませんが、
基本的には何をメッキするのにもあてはまるとは思います。
ニッケルメッキを使用する一般的な目的は装飾用なので、
もし皆さんの会社でねじやボルト類に限らず特に小さい部品にニッケルメッキ使っていて
概観を気にする場所でなければ三価クロメートのメッキに切り替える検討をすれば、
意外なコストダウンができるかもしれません。
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